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今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎 膵炎をどう治療するか:急性膵炎のマネジメントのポイントは?
どのような患者を,いつ専門医に紹介するか?
著者: 竹山宜典1
所属機関: 1近畿大学医学部外科・肝胆膵部門
ページ範囲:P.420 - P.422
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●急性膵炎と診断されたら,腹部CT検査と緊急血液検査が随時行える施設で直ちに入院加療する.
●厚生労働省重症度判定スコア2点(重症度Ⅰ)以上の症例は,専門医が常勤し,集中的全身管理の可能な施設へ直ちに搬送し,発症後48時間以内に治療を開始する.
●搬送には医師の同乗が望ましい.
●急性膵炎と診断されたら,腹部CT検査と緊急血液検査が随時行える施設で直ちに入院加療する.
●厚生労働省重症度判定スコア2点(重症度Ⅰ)以上の症例は,専門医が常勤し,集中的全身管理の可能な施設へ直ちに搬送し,発症後48時間以内に治療を開始する.
●搬送には医師の同乗が望ましい.
参考文献
1)小川道雄,他:重症急性膵炎全国調査―不明例の追跡調査を加えた最終報告.厚生省特定疾患消化器系疾患調査研究班難治性膵疾患分科会,平成10年度研究報告書,pp 23-35,1999
2)大槻 眞:急性膵炎全国疫学調査.厚生労働省科学研究費補助金難治性疾患克服事業難治性膵疾患に関する調査研究,平成14~16年度総合研究報告書,pp 31-39,2005
3)急性膵炎の診療ガイドライン作成委員会(編):エビデンスに基づいた急性膵炎の診療ガイドライン,第1版,金原出版,2003
4)急性膵炎の診療ガイドライン作成委員会(編):エビデンスに基づいた急性膵炎の診療ガイドライン,第2版,金原出版,2007
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