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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻4号

2009年04月発行

文献概要

今月の主題 苦手感染症の克服 性感染症

国内の発生状況と日本独特の問題

著者: 堀成美1 岡部信彦2

所属機関: 1国立感染症研究所感染症情報センターFETP 2国立感染症研究所感染症情報センター

ページ範囲:P.536 - P.539

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ポイント

●「全数報告」の性感染症は,医療機関に関係なく,診断した医師すべてが報告する.

●無症状・未受診・未検査の患者は,統計数字に反映されていない.

●積極的な新規症例把握のために,医師による接触者(パートナー)への検査推奨が有効である.

参考文献

1)厚生労働科学研究(新興・再興感染症)「性感染症に関する特定感染症予防指針の推進に関する研究」,2008,2009
2)三重県保健環境研究所:三重県における性感染症4疾患患者全数把握調査,第21回日本性感染症学会学術大会抄録集,p54,2008
3)谷原真一,他:エイズ診療拠点病院担当医師のHIV/AIDS患者届出状況に関する調査―届出に影響を及ぼす因子の解析を含めて.日エイズ会誌5:27-32,2003
4)ヨハン・ギセック:感染症疫学―感染性の計測・数学モデル・流行の構造,昭和堂,2006
5)M'ikanatha NM, et al:Infectious Diseases Surveillance, Blackwell Publishing, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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