文献詳細
文献概要
今月の主題 苦手感染症の克服 性感染症
陰部潰瘍性病変
著者: 小嶋一1
所属機関: 1手稲渓仁会病院家庭医療科
ページ範囲:P.544 - P.547
文献購入ページに移動ポイント
●陰部潰瘍性病変は,プライマリケア医でも扱えるようになるべきである.
●陰部ヘルペスが最も多く,梅毒がそれに次ぐ.両者の合併もある.
●陰部ヘルペスでは,PCR法によるウイルスの証明が最も感度が高い.
●梅毒は全身の臓器を侵し,多彩な症状を呈する.
●梅毒の診断と治療には,血清学的検査が必須である.
●陰部潰瘍性病変は,プライマリケア医でも扱えるようになるべきである.
●陰部ヘルペスが最も多く,梅毒がそれに次ぐ.両者の合併もある.
●陰部ヘルペスでは,PCR法によるウイルスの証明が最も感度が高い.
●梅毒は全身の臓器を侵し,多彩な症状を呈する.
●梅毒の診断と治療には,血清学的検査が必須である.
参考文献
1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版,医学書院,2007
2)青木 眞(監修):感染症診療スタンダードマニュアル,羊土社,2007
3)Centers for Disease Control and Prevention, Workowski KA, Berman SM:Sexually transmitted diseases treatment guidelines, 2006. MMWR Recomm Rep 55:1-94, 2006
4)Sen P, Barton SE:Genital herpes and its management. BMJ 334:1048-1052, 2007
5)Centers for Disease Control and Prevention(CDC):Syphilis testing algorithms using treponemal tests for initial screening-four laboratories, New York City, 2005-2006. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 57:872-875, 2008
掲載誌情報