文献詳細
今月の主題 苦手感染症の克服
HIV感染症
文献概要
ポイント
●抗HIV療法(HAART)の進歩で,HIV感染症は数十年単位の長期的な療養を要する疾患となった.
●HIV感染症は,一定の免疫機能回復が得られた後は,common diseaseと同様に無床診療所,クリニックで診療継続が可能であり,就労者にはむしろ利便性が高い.ただし,身体障害者福祉法,障害者自立支援法など,医療費補助制度の理解が必要である.
●HIV感染症は,HIVに関する基礎知識を有する常勤看護師,ソーシャルワーカー,心理カウンセラーなど診療チームでの包括医療が望ましく,それを成就するためにHIV診療拠点病院と協力診療所の円滑な医療連携が肝要である.
●抗HIV療法(HAART)の進歩で,HIV感染症は数十年単位の長期的な療養を要する疾患となった.
●HIV感染症は,一定の免疫機能回復が得られた後は,common diseaseと同様に無床診療所,クリニックで診療継続が可能であり,就労者にはむしろ利便性が高い.ただし,身体障害者福祉法,障害者自立支援法など,医療費補助制度の理解が必要である.
●HIV感染症は,HIVに関する基礎知識を有する常勤看護師,ソーシャルワーカー,心理カウンセラーなど診療チームでの包括医療が望ましく,それを成就するためにHIV診療拠点病院と協力診療所の円滑な医療連携が肝要である.
参考文献
1)東京都エイズ専門家会議:東京都におけるエイズ対策の現状.現在の課題と今後の方向(中間報告),2008.http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2008/11/DATA/22ibl200.pdf
2)関東甲信越HIV/AIDS情報ネット:制度のてびき.http://kkse-net.jp/tebiki04.pdf
掲載誌情報