文献詳細
文献概要
今月の主題 苦手感染症の克服 HIV感染症
エイズ発症で初めて感染を知る
著者: 味澤篤1
所属機関: 1都立駒込病院感染症科
ページ範囲:P.570 - P.572
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●日本国内では,HIV感染者もエイズ患者も増加し続けている.
●節外性非Hodgkin悪性リンパ腫をみたら,HIV感染症の合併を考慮する.
●エイズ関連悪性リンパ腫は,予後が不良で,標準的な治療も定まっていない.
●エイズでは,ニューモシスチス肺炎+ほかの肺疾患もしばしばみられる.
●エイズでの下痢の原因は多岐にわたっており,原因不明の場合は内視鏡が有用である.
●日本国内では,HIV感染者もエイズ患者も増加し続けている.
●節外性非Hodgkin悪性リンパ腫をみたら,HIV感染症の合併を考慮する.
●エイズ関連悪性リンパ腫は,予後が不良で,標準的な治療も定まっていない.
●エイズでは,ニューモシスチス肺炎+ほかの肺疾患もしばしばみられる.
●エイズでの下痢の原因は多岐にわたっており,原因不明の場合は内視鏡が有用である.
参考文献
1)Matthews GV, et al:Changes in acquired immunodeficiency syndrome related lymphoma since the introduction of highly active antiretroviral therapy. Blood 96:2730-2734, 2000
2)AU Whitley RJ, et al:Guidelines for the treatment of cytomegalovirus diseases in patients with AIDS in the era of potent antiretroviral therapy;Recommendations of an international panel. International AIDS Society-USA. Arch Intern Med 158:957-969, 1998
3)US Preventive Services Task Force, Screening for HIV:Recommendation Statement. Ann Intern Med 143:32-37, 2005
4)Branson BM, et al:Revised recommendations for HIV testing of adults, adolescents, and pregnant women in health-care settings. MMWR 55(RR14):1-17, 2006
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