文献詳細
文献概要
今月の主題 苦手感染症の克服 結核
一般医家の診療上のpitfall
著者: 永井英明1
所属機関: 1国立病院機構東京病院呼吸器科
ページ範囲:P.580 - P.582
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●わが国は結核の中蔓延国であることを認識すべきである.
●肺結核を強く示唆する胸部X線所見は,散布性粒状影(tree-in-bud)である.
●胸部異常陰影のある症例については,喀痰の抗酸菌検査を必ず行うべきである.
●結核はあらゆる臓器に病変をきたすので,肺外結核も忘れてはいけない.
●結核の治療は標準治療を行う.それからはずれた単剤治療などを行ってはいけない.
●わが国は結核の中蔓延国であることを認識すべきである.
●肺結核を強く示唆する胸部X線所見は,散布性粒状影(tree-in-bud)である.
●胸部異常陰影のある症例については,喀痰の抗酸菌検査を必ず行うべきである.
●結核はあらゆる臓器に病変をきたすので,肺外結核も忘れてはいけない.
●結核の治療は標準治療を行う.それからはずれた単剤治療などを行ってはいけない.
参考文献
1)青木正和:日常診療・業務に役立つ結核病学 結核症の診断 発病の診断.日胸 59:944-959,2000
2)日本結核病学会治療委員会:「結核医療の基準」の見直し―2008年.結核 83:529-535,2008
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