文献詳細
文献概要
今月の主題 苦手感染症の克服 結核
結核の院内感染対策
著者: 佐々木結花1
所属機関: 1国立病院機構千葉東病院呼吸器科
ページ範囲:P.586 - P.589
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●患者トリアージ:初診時呼吸器症状を有する患者は,サージカルマスクをつけていただき,他患者と別の動線で早期診断を行う.
●飛沫核飛散防止対策:飛沫核を飛散させる可能性のある医療行為を行う部屋は,陰圧とすべきである.
●早期診断:呼吸器症状を呈する患者が受診した場合,画像所見で異常があれば,喀痰抗酸菌塗抹培養検査を3回行う.
●職員健康管理:職員健康診断は,就労時,定期健診を適切に行い,就労時は結核感染の有無を判断するためにQFT-2G検査を行う.
●接触者検診:患者発生時は速やかに保健所に届出をし,院内の接触者を把握するが,独自で検診してはならない.
●患者トリアージ:初診時呼吸器症状を有する患者は,サージカルマスクをつけていただき,他患者と別の動線で早期診断を行う.
●飛沫核飛散防止対策:飛沫核を飛散させる可能性のある医療行為を行う部屋は,陰圧とすべきである.
●早期診断:呼吸器症状を呈する患者が受診した場合,画像所見で異常があれば,喀痰抗酸菌塗抹培養検査を3回行う.
●職員健康管理:職員健康診断は,就労時,定期健診を適切に行い,就労時は結核感染の有無を判断するためにQFT-2G検査を行う.
●接触者検診:患者発生時は速やかに保健所に届出をし,院内の接触者を把握するが,独自で検診してはならない.
参考文献
1)財団法人結核予防会(編):結核の統計2008,財団法人結核予防会,2008
2)阿彦忠之:感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き.平成17~19年度厚生労働科学研究(新興・再興感染症研究事業)「効果的な結核対策に関する研究班 主任研究者:石川信克」分担研究効果的な患者発見方策に関する研究,http://www.phcd.jp/shiryo/TB/2008TBsesshokusha_kenshin_tebiki_3han.pdf
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