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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻5号

2009年05月発行

今月の主題 肺血栓塞栓症 見逃さず迅速かつ的確な対応を

急性肺血栓塞栓症をいかに予防するか

肺血栓塞栓症の薬物的予防法

著者: 小林隆夫1

所属機関: 1県西部浜松医療センター

ページ範囲:P.792 - P.794

文献概要

ポイント

●薬物的予防は高リスク例または最高リスク例に適応となる.

●低用量未分画ヘパリン皮下注またはワルファリン経口投与を行う.

●低分子量ヘパリンおよび選択的Xa阻害薬皮下注も保険適用となった.

●副作用,特に出血に細心の注意を払い,止血対策は確実に行う.

参考文献

1)肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン作成委員会編:肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン.メディカルフロントインターナショナルリミテッド,pp1-96,2004
2)冨士武史・他:股関節および膝関節全置換術後の静脈血栓塞栓症(VTE)に対する低分子量ヘパリン(RP54563)の予防効果.中部整災誌49:915-916,2006
3)Fuji T, et al:Fondaparinux prevents venous thromboembolism after joint replacement surgery in Japanese patients. Int Orthop 32:443-451, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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