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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻6号

2009年06月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患を診るこつ よく出遭う内分泌疾患 【副腎疾患】

原発性アルドステロン症

著者: 大村昌夫1 西川哲男2

所属機関: 1横浜労災病院総合診療部 2横浜労災病院内分泌代謝内科

ページ範囲:P.912 - P.916

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ポイント

●原発性アルドステロン症(PA)は高血圧の10~20例中1例の原因となる,疾患特異的な症状がなく,臓器障害の多い二次性高血圧である.

●PAはアルドステロンとレニン活性の同時測定でスクリーニングする.

●手術による治療を希望するPA患者では,副腎静脈採血を行いアルドステロンの過剰分泌の原因となっている副腎を確定することが必須である.

●片側副腎からのアルドステロン過剰分泌が原因のPAは手術で治癒が可能である.

参考文献

1)日本内分泌学会ホームページ:臨床重要課題http://square.umin.ac.jp/endocrine/
2)Omura M, Nishikawa T:Adrenal venous sampling is essential for detecting unilateral or bilateral adrenal lesions in primary aldosteronism. Endocr J, 2009(in press)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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