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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻6号

2009年06月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患を診るこつ よく出遭う内分泌疾患 【副腎疾患】

副腎偶発腫瘍

著者: 和田典男1

所属機関: 1市立札幌病院糖尿病内分泌内科

ページ範囲:P.928 - P.931

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ポイント

●多くは良性腫瘍で,約1/4がホルモン産生腫瘍である.

●画像診断はCTに加え,必要に応じてMRIやシンチグラムを選択する.

●コルチゾール分泌の評価を中心に,ほかのホルモンについても検査を行う.

●手術適応はホルモン産生腫瘍,腫瘍径3cm以上で,悪性が疑われる場合である.

参考文献

1)上芝 元,一城貴政:副腎偶発腫瘍の全国調査─診断・治療指針の作成.厚生労働省副腎ホルモン産生異常に関する調査研究平成17年度総括・分担研究報告書,pp 113-118,2006
2)名和田新,他:副腎性preclinical Cushing症状群.平成7年度厚生省ステロイドホルモン産生異常症調査研究班報告書,pp 223-225,1996
3)Grumbach MM, et al:Management of the clinically inapparent adrenal mass "incidentaloma". Ann Intern Med 138:424-429,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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