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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで 内視鏡検査の基礎知識とコンサルテーションのポイント

内視鏡検査のイロハ―上部消化管

著者: 吉田幸永1 松田浩二1 玉井尚人1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学付属青戸病院内視鏡部

ページ範囲:P.1036 - P.1040

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ポイント

●上部消化管内視鏡検査は,比較的安全な上部消化管の検査法としてその役割を確立している.

●上部消化管内視鏡検査は,X線造影検査では見つかりづらい早期癌の発見に有用であるが,その偶発症の発生頻度を含め,その適応について十分に理解し,安易な検査は慎むべきである.

●上部消化管内視鏡検査に関する手技の習得は,日本消化器内視鏡学会認定の教育施設において内視鏡指導医・専門医の監督下で行われるべきである.

参考文献

1)金子栄蔵・他:消化器内視鏡関連の偶発症に関する第4回全国調査報告―1998~2002年までの5年間.Gastroenterol Endosc 46:54-61,2004
2)松田浩二・他:上部消化管内視鏡検査.medicina 40:262-266, 2003
3)Lawrence BC:AGA Institute review of endoscopic sedation. Gastroenterology 133:675-701, 2007
4)日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会(編):消化器内視鏡ガイドライン第3版,医学書院,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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