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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで 上部消化管の内視鏡診療 【診断】

胃・十二指腸病変(良性)の内視鏡診断

著者: 榊信廣1

所属機関: 1東京都保健医療公社 荏原病院

ページ範囲:P.1051 - P.1054

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ポイント

●陥凹性病変は潰瘍・びらんの鑑別と時相分類が診断のポイント.

●炎症性ポリープと胃底腺ポリープを鑑別する.前者には除菌治療が有効.

H. pylori胃炎は病理組織学的に診断する.内視鏡診断が可能なのは一部.

●ガイドラインに基づいてH. pyloriの診断と治療を行う.

参考文献

感染の診断と治療のガイドライン” 2009改訂版.日ヘリコバクター会誌10:104-128, 2009
2)胃潰瘍ガイドラインの適応と評価に関する研究班:EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン第2版,じほう,2007
eradication:A multicenter study of 4940 patients. Helicobacter 9:9-16, 2004
. A randomized, clinical trial. Ann Intern Med 129:712-715, 1998
除菌による胃粘膜萎縮の発生および進展の予防に関する研究(JITHP). Helicobacter Res 10:538-542, 2006
除菌療法の保険診療―保険診療の適正化を目指した日本ヘリコバクター学会社会保険委員会の取組み.Helicobacter Res 11:380-385, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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