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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで 上部消化管の内視鏡診療 【診断】

胃病変(悪性)の内視鏡診断

著者: 浜田勉1

所属機関: 1東京都東部地域病院内科

ページ範囲:P.1056 - P.1061

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ポイント

●潰瘍の形だけで良悪性は鑑別できない.

●潰瘍周囲の不整なびらん(Ⅱc)の有無をよく観察する.

●小さい粘膜下腫瘍様の隆起で中心陥凹のあるものは上皮性で悪性のものが多い.

●びまん性病変では,空気量を十分にして壁の硬化や粘膜ひだを観察する.

参考文献

1)芳野純治,浜田 勉,川口 実(編):内視鏡所見のよみ方と鑑別診断―上部消化管―第2版,医学書院,2007
2)廣田誠一:間葉系腫瘍に対する最近の考え方,専門医のための消化器病学,小俣政男,千葉勉(監修),医学書院,pp 120-122, 2005
3)千葉 勉:胃MALTリンパ腫の診断と治療.日本消化器病学会誌100(5):546-554, 2003
4)西元寺克禮:図説形態用語の使い方使われ方―巨大ひだ―.胃と腸31:345, 1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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