文献詳細
今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
上部消化管の内視鏡診療 【治療】
文献概要
ポイント
●緊急内視鏡の適応疾患は拡大し,消化管出血のみならず急性腹症にも及んでいる.
●消化管出血の初期対応は内視鏡止血ではなく,全身状態の維持,向上である.
●緊急内視鏡の要点は目的とするものを診断し,速やかに治療することである.
●内視鏡止血後は12~24時間後に行うsecond look endoscopyが重要である.
●緊急内視鏡の適応疾患は拡大し,消化管出血のみならず急性腹症にも及んでいる.
●消化管出血の初期対応は内視鏡止血ではなく,全身状態の維持,向上である.
●緊急内視鏡の要点は目的とするものを診断し,速やかに治療することである.
●内視鏡止血後は12~24時間後に行うsecond look endoscopyが重要である.
参考文献
1)Herdwein W, et al:Is the Forrest classification an useful tool for planning endoscopic therapy of bleeding peptic ulcers? Endoscopy 21:258-262, 1989
2)田辺 聡,田尻久雄,赤星和也:内視鏡的止血法ガイドライン,日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会(編):消化器内視鏡ガイドライン,pp 188-205,医学書院,2006
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