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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで

上部消化管の内視鏡診療 【治療】

緊急内視鏡に必要な知識

著者: 井上義博1 藤野靖久1 小野寺誠1

所属機関: 1岩手医科大学医学部救急医学

ページ範囲:P.1076 - P.1078

文献概要

ポイント

●緊急内視鏡の適応疾患は拡大し,消化管出血のみならず急性腹症にも及んでいる.

●消化管出血の初期対応は内視鏡止血ではなく,全身状態の維持,向上である.

●緊急内視鏡の要点は目的とするものを診断し,速やかに治療することである.

●内視鏡止血後は12~24時間後に行うsecond look endoscopyが重要である.

参考文献

1)Herdwein W, et al:Is the Forrest classification an useful tool for planning endoscopic therapy of bleeding peptic ulcers? Endoscopy 21:258-262, 1989
2)田辺 聡,田尻久雄,赤星和也:内視鏡的止血法ガイドライン,日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会(編):消化器内視鏡ガイドライン,pp 188-205,医学書院,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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