文献詳細
今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
膵・胆道の内視鏡診療 【診断】
文献概要
ポイント
●最近では,膵胆道像の描出にまず,MRCPが用いられている.
●ERCPは,病理診断や精査,治療を前提とする場合に行われることが多い.
●ERCP施行前には病歴や病状,服薬内容などを把握するとともに文書による同意を取得しておく.
●ERCP施行後には自他覚症状や血液検査成績を確認し,術後膵炎の発症に注意する.
●最近では,膵胆道像の描出にまず,MRCPが用いられている.
●ERCPは,病理診断や精査,治療を前提とする場合に行われることが多い.
●ERCP施行前には病歴や病状,服薬内容などを把握するとともに文書による同意を取得しておく.
●ERCP施行後には自他覚症状や血液検査成績を確認し,術後膵炎の発症に注意する.
参考文献
1)日本消化器内視鏡学会(監):消化器内視鏡ガイドライン第3版,pp 105-119,医学書院,2006
2)中島正継:膵・胆道の内視鏡検査―ERCP―.Gastroenterol Endosc 28:2946-2950,1986
3)宇野耕治,安田健治朗,河村卓二・他:膵胆道疾患におけるMRCPの役割.消内視鏡18:851-853,2006
4)河端秀明,安田健治朗,趙栄済・他:胆膵内視鏡におけるセデーション.消内視鏡19:227-233,2007
5)森川宗一郎,安田健治朗,田中聖人・他:スキルアップERCP―内視鏡の挿入法.消内視鏡20:1785-1792,2008
掲載誌情報