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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで トピックス:消化器内視鏡のこの10年間のブレイクスルー

経鼻内視鏡

著者: 星野明弘1 河野辰幸1 川田研郎1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院食道・胃外科

ページ範囲:P.1147 - P.1150

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ポイント

●鼻内視鏡では咽頭反射がほとんど生じず,鎮静薬は必要ない.

●径が細いための相対的な画質の低さ,処置機能の低さが弱点である.

●丁寧にゆっくりと観察することや色調強調などで弱点を補うことができる.

●通常スコープでの適応に加え,経鼻・極細径ならではの適応がある.

●経鼻内視鏡の目的を明確に認識して実施することが重要である.

参考文献

1)河野辰幸,荻谷一男:極細径FTS経鼻内視鏡.消内視鏡17:806-809, 2005
2)中島康晃・他:経鼻内視鏡の応用の可能性を探る.消内視鏡21:33-39, 2009
3)金子榮藏・他:消化器内視鏡関連の偶発症に関する第4回全国調査報告―1998年より2002年までの5年間―.Gastroenterol Endosc 46:54-61, 2004
4)川田研郎・他:中・下咽頭表在癌に対する内視鏡的粘膜切除術と内視鏡的粘膜下層剝離術.JOHNS 25(2):207-211, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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