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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻7号

2009年07月発行

今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで

トピックス:消化器内視鏡のこの10年間のブレイクスルー

バルーン内視鏡

著者: 林芳和1 矢野智則1 山本博徳1

所属機関: 1自治医科大学内科学講座消化器内科部門

ページ範囲:P.1156 - P.1161

文献概要

ポイント

●バルーン内視鏡の登場によって,小腸疾患の診断・治療が飛躍的に進歩してきている.

●ダブルバルーン内視鏡は2つのバルーンによって安全・確実な小腸内視鏡検査を実現した.

●バルーン内視鏡は優れた挿入性のみならず,深部挿入後にも保たれる優れた操作性が特徴である.

●近年,ダブルバルーン内視鏡の簡略型であるシングルバルーン内視鏡も登場し,小腸のバルーン内視鏡検査はより普及しつつある.

参考文献

1)Yamamoto H, Sekine Y, Sato Y, Higashizawa T, Miyata T, Iino S, Ido K, Sugano K:Total enteroscopy with a nonsurgical steerable double-balloon method. Gastrointest Endosc 53:216-220, 2001
2)Yamamoto H, Kita H, Sunada K, Hayashi Y, Sato H, Yano T, Iwamoto M, Sekine Y, Miyata T, Kuno A, Ajibe H, Ido K, Sugano K:Clinical outcomes of double-balloon endoscopy for the diagnosis and treatment of small-intestinal diseases. Clin Gastroenterol Hepatol 2:1010-1016, 2004
3)小腸内視鏡挿入法検討会:シングルバルーン挿入の実践.pp 6-12,小腸内視鏡挿入法検討会,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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