文献詳細
連載 手を見て気づく内科疾患・8
文献概要
患 者:93歳,女性.
病 歴:3週間前から左手の腫脹,疼痛が出現した.近医にて蜂窩織炎と診断され,加療されたが改善しなかった.2週間前からは右手にも腫脹が出現した.さらに,肩から上腕のこわばり感,疼痛のため朝は起きることができなくなった.こわばり感は1時間以上持続する.体重が2kg減ったという.
身体所見:両手背に浮腫を認める(図1).側頭部の圧痛はない.
検査所見:血沈70.0 mm/時間,リウマトイド因子陰性.
病 歴:3週間前から左手の腫脹,疼痛が出現した.近医にて蜂窩織炎と診断され,加療されたが改善しなかった.2週間前からは右手にも腫脹が出現した.さらに,肩から上腕のこわばり感,疼痛のため朝は起きることができなくなった.こわばり感は1時間以上持続する.体重が2kg減ったという.
身体所見:両手背に浮腫を認める(図1).側頭部の圧痛はない.
検査所見:血沈70.0 mm/時間,リウマトイド因子陰性.
参考文献
1)Bird HA, et al:An evaluation of criteria for polymyalgia rheumatica. Ann Rheum Dis 38:434-439, 1979
掲載誌情報