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今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例 感染症
感染症のキーポイント
著者: 青木眞1
所属機関: 1サクラ精機(株)
ページ範囲:P.1408 - P.1412
文献購入ページに移動 感染症診療のポイントは,表1にある4つの重要な要素が検討されているかどうかが鍵となる.この4要素を有機的に関連させながらよい感染症診療を行うためには,微生物学的な知識に加えて,広範な鑑別診断を展開しながら臨床像を分析する総合診療科的な能力が必要とされる.
この4要素とは,①正確な感染症の存在とその重症度の認知,②問題の臓器・解剖と原因微生物の整理,③①と②に基づく適切な抗菌薬の選択・変更,④適切な抗菌薬の効果(=感染症の趨勢)判定である.
この4要素とは,①正確な感染症の存在とその重症度の認知,②問題の臓器・解剖と原因微生物の整理,③①と②に基づく適切な抗菌薬の選択・変更,④適切な抗菌薬の効果(=感染症の趨勢)判定である.
参考文献
1)Fitch MT, et al:Emergency department management of meningitis and encephalitis. Infect Dis Clin N Am. 22:33-52,2008
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