文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例 膠原病
【心にのこる症例】たかが咳,されど咳
著者: 宇都宮雅子1 岸本暢将2
所属機関: 1亀田総合病院リウマチ膠原病内科 2聖路加国際病院アレルギー膠原病科
ページ範囲:P.1452 - P.1453
文献購入ページに移動2カ月前より咳・痰・38℃の発熱あり,近医にて抗菌薬治療されたが軽快しなかった.同院で施行した痰培養・血液培養・結核菌PCR・胸部CTで異常なく,赤沈136 mm/h.同院外来で抗菌薬を継続されたが軽快せず,当院呼吸器内科に紹介となった.
当院呼吸器内科初診後,塩酸セチリジン(ジルテック®)を開始し咳嗽は軽減したものの,微熱・炎症反応高値持続し,何らかの自己免疫疾患が疑われ,当科外来へ紹介となった.
参考文献
掲載誌情報