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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻9号

2009年09月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例 内分泌・代謝

糖尿病のキーポイント

著者: 山守育雄1

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院内分泌内科

ページ範囲:P.1489 - P.1491

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■糖尿病初診患者には,必ず眼底検査を

 2型糖尿病は発症様式が緩やかであり,正確な発症時期が不明確なこともままある.新たに診断された2型糖尿病患者の1割に網膜症を認めたとする報告もある.初期から中期にかけての網膜症は自覚症状がないので,初診時には眼科と連携して必ず眼底所見を確認するように心がけたい.

参考文献

1)近藤国和:身体所見.medicina 45:974-977, 2008
2)中山幹浩:ビグアナイド(BG)薬とチアゾリジン(TZD)薬.medicina 45:1020-1025, 2008
3)小林 正,他:CoDiCデータ解析からみた糖尿病専門施設における治療実態―2型糖尿病におけるインスリン療法の現状と血糖コントロール状況について.糖尿病診療マスター 5:401-406, 2007
4)宮川高一:「糖尿病治療のエッセンス」について.medicina 45:1081-1084, 2008
5)Gaede P, et al:Multifactorial intervention and cardiovascular disease in patients with type 2 diabetes. N Engl J Med 348:383-393, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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