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今月の主題 ズバリ! 見えてくる不整脈 非薬物治療はいつ考える?
カテーテルアブレーションに向いている心房細動とは
著者: 宮本康二1 土谷健1
所属機関: 1
ページ範囲:P.92 - P.96
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★心房細動に対するアブレーションは,肺静脈の電気的隔離術が基本である.
★有症候性で,薬剤無効な比較的若年者の発作性心房細動はアブレーションの良い適応となる.
★発作性だけでなく持続性心房細動もアブレーションの適応となりうる.
★心房細動のアブレーションは発展途上であり,施設間の成績の差が大きい.
★心房細動のアブレーションで重篤な合併症(心タンポナーデ,脳梗塞等)が生じうる.
★心房細動に対するアブレーションは,肺静脈の電気的隔離術が基本である.
★有症候性で,薬剤無効な比較的若年者の発作性心房細動はアブレーションの良い適応となる.
★発作性だけでなく持続性心房細動もアブレーションの適応となりうる.
★心房細動のアブレーションは発展途上であり,施設間の成績の差が大きい.
★心房細動のアブレーションで重篤な合併症(心タンポナーデ,脳梗塞等)が生じうる.
参考文献
1)Haïssaguerre M, et al:Spontaneous initiation of atrial fibrillation by ectopic beats originating in the pulmonary veins. N Engl J Med 339:659-666, 1998
2)日本循環器病学会合同研究班報告:心房細動治療(薬物)ガイドライン(2008年改訂版)
3)Nademanee K, et al:Clinical outcomes of catheter substrate ablation for high-risk patients with atrial fibrillation. J Am Coll Cardiol 51:843-849, 2008
4)Hsu LF, et al:Catheter ablation for atrial fibrillation in congestive heart failure. 351:2373-2383, 2004
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