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今月の主題 Helicobacter pylori―関連疾患と除菌療法のインパクト
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著者: 高橋信一1
所属機関: 1杏林大学第三内科
ページ範囲:P.1711 - P.1711
文献購入ページに移動本邦では,2000年に消化性潰瘍を対象に除菌療法が保険適用となったが,初期の頃はあまり一般臨床では用いられなかった.2005年度のノーベル生理・医学賞が「本菌を発見して,その胃炎や消化性潰瘍との関係を明らかにした」オーストラリアの消化器内科医Barry Marshallと病理医Robin Warrenの二人に与えられたが,本邦における除菌療法普及にあまり影響力を示さなかった.
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