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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻10号

2010年10月発行

文献概要

今月の主題 Helicobacter pylori―関連疾患と除菌療法のインパクト H. pyloriの検査法

感染診断

著者: 伊藤慎芳1

所属機関: 1四谷メディカルキューブ消化器内科

ページ範囲:P.1726 - P.1729

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ポイント

★H. pyloriの感染診断には抗体や抗原,ウレアーゼを利用する方法,鏡検,培養など多くの方法がある.

★抗体法は血清または尿で可能で,安価で簡便で比較的正確だが,判定困難な場合もある.

★尿素呼気試験と便抗原法は除菌判定を含め繁用されており,比較的正確である.

★胃生検検体による感染診断はサンプル採取部位に左右されることに注意が必要である.

★検査の偽陽性や偽陰性について理解し,必要な場合,複数の検査から判断する.

参考文献

1)日本ヘリコバクター学会ガイドライン作成委員会:日本ヘリコバクター学会ガイドライン2009. Helicobacter Research 12:386-460, 2009
2)胃潰瘍診療ガイドラインと適応と評価に関する研究班:EBMに基づく胃潰瘍診療のガイドライン第2版,p 30,じほう,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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