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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻11号

2010年10月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第8集 遺伝子検査と染色体検査

染色体検査

著者: 小林泰文1

所属機関: 1埼玉県立がんセンター血液内科

ページ範囲:P.591 - P.593

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異常値の出るメカニズムと臨床的意義

 染色体は細胞周期の分裂中期にある核DNAが高度に濃縮されたもので,染色体検査は核DNA変化のスクリーニングとなる.染色体DNA全体の増加や減少があれば,染色体の数的異常として検出される.また,染色体DNAの組換えがあると,染色体の部分欠失や重複,転座といった構造異常として検出される.

参考文献

1)黒澤健司:染色体異常症.小児診療 72:51-56, 2009
2)Vardiman JW, et al:The 2008 revision of the World Health Organization(WHO)classification of myeloid neoplasms and acute leukemia;Rationale and important changes. Blood 114:937-951, 2009
3)Seong D, et al:Analysis of Philadelphia chromosome-negative BCR-ABL-positive chronic myelogenous leukemia by hypermetaphase fluorescence in situ hybridization. Ann Oncol 10:955-959, 1999
4)黒澤健司,他:染色体異常・先天奇形症候群.小児診療 72(増刊号):2-112, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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