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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第8集 免疫学的検査 免疫血液学的検査
血液型試験
著者: 村上純子1
所属機関: 1聖母大学看護学部
ページ範囲:P.483 - P.487
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医療の現場で血液型試験を実施するのは,輸血を前提とする場合と,妊娠した場合である.前者は,血液型不一致による輸血事故を未然に防ぐ目的で,後者は母児間の血液型不一致による種々の合併症に備える目的で実施される.
これらの目的を達成するために必要な血液型試験は,ABO血液型とRho(D)血液型の2種類である.
医療の現場で血液型試験を実施するのは,輸血を前提とする場合と,妊娠した場合である.前者は,血液型不一致による輸血事故を未然に防ぐ目的で,後者は母児間の血液型不一致による種々の合併症に備える目的で実施される.
これらの目的を達成するために必要な血液型試験は,ABO血液型とRho(D)血液型の2種類である.
参考文献
1)佐々木正照,渡辺直樹:ABO血液型.Medi Technology 31:1467-1479, 2003
2)伊藤道博:Rh血液型.Medi Technol 31:1480-1490, 2003
3)平野武道,他:血液型判定の実際,Medical Practice編集委員会(編):輸血・血液製剤療法ガイド.文光堂,pp 74-84,1995
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