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文献概要
今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか 2型糖尿病の基礎知識
疫学―糖尿病実態調査を中心に
著者: 中神朋子1
所属機関: 1東京女子医科大学糖尿病センター
ページ範囲:P.1899 - P.1903
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★糖尿病実態調査は1997年に開始され,HbA1cが糖尿病有病率や,有病者数の算定に用いられている.
★2007年度の調査では,「糖尿病が強く疑われる人」は約890万人,「糖尿病の可能性を否定できない人」約1,320万人であった.
★10年前の調査に比べ,「糖尿病が強く疑われる人」,「糖尿病の可能性を否定できない人」はそれぞれ約1.3倍,1.6倍程度増加していた.
★糖尿病実態調査は1997年に開始され,HbA1cが糖尿病有病率や,有病者数の算定に用いられている.
★2007年度の調査では,「糖尿病が強く疑われる人」は約890万人,「糖尿病の可能性を否定できない人」約1,320万人であった.
★10年前の調査に比べ,「糖尿病が強く疑われる人」,「糖尿病の可能性を否定できない人」はそれぞれ約1.3倍,1.6倍程度増加していた.
参考文献
1)吉池信男:健康増進法のもとに行われる国民健康・栄養調査.臨床栄養103:30-34, 2003
2)厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室:平成19年度国民健康栄養調査の概要.厚生労働省,2008
3)厚生省健康保健医療局生活習慣病対策室:平成9年度国民健康栄養調査.厚生省,1999
4)厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室:平成14年度糖尿病実態調査.厚生労働省,2004
5)Nakagami T, et al:Is the measurement of glycated hemoglobin A1c alone an efficient screening test for undiagnosed diabetes?;Japan National Diabetes Survey. Diabetes Res Clin Pract 76:251-256, 2007
6)Khaw KT, et al:Association of hemoglobin A1c with cardiovascular disease and mortality in adults;The European prospective investigation into cancer in Norfolk. Ann Intern Med 141:413-420, 2004
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