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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻12号

2010年11月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか 慢性合併症の診かた

腎症

著者: 羽田勝計1

所属機関: 1旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野

ページ範囲:P.1932 - P.1934

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ポイント

★腎症の評価には,尿アルブミン値の測定とeGFRの算出が必須である.

★治療戦略は,血糖・血圧・血清脂質の集約的管理である.

★降圧薬の第一選択薬は,レニン-アンジオテンシン系抑制薬である.

★的確な治療により,腎症の臨床的寛解(remission)が期待できる.

参考文献

1)Perkins BA, et al:Microalbuminuria and the risk for early progressive renal function decline in type 1 diabetes. J Am Soc Nephrol 18:1353-1361, 2007
2)Ninomiya T, et al:Albuminuria and kidney function independently predict cardiovascular and renal outcomes in diabetes. J Am Soc Nephrol 20:1813-1821, 2009
3)Gaede P, et al:Effect of a multifactorial intervention on mortality in type 2 diabetes. N Engl J Med 358:580-591, 2008
4)Araki S, et al:Factors associated with frequent remission of microalbuminuria in patients with type 2 diabetes. Diabetes 54:2983-2987, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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