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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻12号

2010年11月発行

今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか

慢性合併症の診かた

末梢血管疾患(PAD,ASO)

著者: 進藤俊哉1

所属機関: 1東京医科大学八王子医療センター心臓血管外科

ページ範囲:P.1950 - P.1953

文献概要

ポイント

★閉塞性動脈硬化症の危険因子として糖尿病は最大の要素である.

★間歇性跛行肢は下肢の予後,生命予後ともに良好であるが,重症虚血肢は双方ともに不良である.

★糖尿病合併の閉塞性動脈硬化症は重症虚血肢が多い.

★ABI<0.9が専門医へのコンサルトのタイミングである.

★50歳以上の糖尿病患者はすべてABIを測定するべきである.

★足病変を発症する前のフットケアが重要である.

参考文献

1)日本脈管学会(編):下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療指針Ⅱ,メディカルトリビューン,2007
2)末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン.循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2005-2008年度合同研究班報告).Circulation Journal 73(suppl.Ⅲ), 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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