文献詳細
今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか
糖尿病治療薬の使い方
文献概要
ポイント
★DPP-4阻害薬は,DPP-4を阻害し,活性型インクレチンの濃度を高めインスリン分泌を促進する.
★DPP-4阻害薬は,インスリン分泌促進系の経口糖尿病薬で,現在日本ではシタグリプチン,ビルダグリプチン,アログリプチンが認可されている.
★食事療法,運動療法でコントロールが不十分な2型糖尿病患者にそれぞれ単独で,またはほかの経口糖尿病薬と併用される.
★併用可能な経口糖尿病薬は,現時点ではそれぞれ異なる.
★単独投与では低血糖のリスクが低いが,SU薬との併用では低血糖に注意すべきである.
★DPP-4阻害薬は,DPP-4を阻害し,活性型インクレチンの濃度を高めインスリン分泌を促進する.
★DPP-4阻害薬は,インスリン分泌促進系の経口糖尿病薬で,現在日本ではシタグリプチン,ビルダグリプチン,アログリプチンが認可されている.
★食事療法,運動療法でコントロールが不十分な2型糖尿病患者にそれぞれ単独で,またはほかの経口糖尿病薬と併用される.
★併用可能な経口糖尿病薬は,現時点ではそれぞれ異なる.
★単独投与では低血糖のリスクが低いが,SU薬との併用では低血糖に注意すべきである.
参考文献
1)日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2010,文光堂,2010
2)根本昌実,佐々木敬:DPP-4阻害薬の臨床成績①シタグリプチン.清野裕(編):DPP-4阻害薬のすべて,pp 96-106,先端医学社,2010
3)岩本安彦:DPP-4阻害薬の臨床成績②ビルダグリプチン.清野裕(編):DPP-4阻害薬のすべて,pp 107-122,先端医学社,2010
掲載誌情報