icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

文献概要

今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 リンパ節腫脹:考え方とリンパ腫を疑う場合

リンパ節腫脹をどう診るか

著者: 中村恭子1

所属機関: 1日本医科大学血液内科

ページ範囲:P.2062 - P.2067

文献購入ページに移動
ポイント

★1cm未満のリンパ節は有意な腫大ではない.

★リンパ節腫脹の原因は大半が反応性である.急性上気道炎などのよくある疾患から疑おう.

★腫瘍性リンパ節腫脹は固形癌の転移が多い.

参考文献

1)Ferrer R:Lymphoadenopathy;Differential diagnosis and evaluation. Am Fam Physician 58:1313-1321, 1998
2)Hurt C, et al:Diagnostic evaluation of mononucleosis-like illnesses. Am J Med 120:911, 2007
3)Vassolakopoulos TP, et al:Application of a prediction rule to select which patients presenting with lymphoadenopathy should undergo a lymph node biopsy. Medicine(Boltimore)79:338-338, 2000
4)Slap GB, et al:When to perform biopsies of enlarged peripheral lymphnodes in young patients. JAMA 252:1321-1326, 1984

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら