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今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 血球異常:考え方と血液悪性疾患を疑う場合
血球異常総論
著者: 田村秀人1
所属機関: 1日本医科大学血液内科
ページ範囲:P.2068 - P.2071
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★基準値は全体の95%を含み,平均値±2SD~平均値±3SDは境界値と呼ばれる.
★境界値が検出されたときは,その患者の健常値をもとにして病的意義があるかどうかを判断する.
★異常が単独か複数の系統か,付随する異常があるかどうかが診断上重要である.
★基準値は全体の95%を含み,平均値±2SD~平均値±3SDは境界値と呼ばれる.
★境界値が検出されたときは,その患者の健常値をもとにして病的意義があるかどうかを判断する.
★異常が単独か複数の系統か,付随する異常があるかどうかが診断上重要である.
参考文献
1)河合 忠:基準値と異常値の間―その判定と対策,改訂第6版,中外医学社,2006
2)Weatherall DJ, Provan AB:Red cells I;Inherited anaemias. Lancet 355:1169-1175, 2000
3)Swerdlow SH, et al(eds):WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, International Agency for Research on Cancer, Lyon, 2008
4)Williams DM:Pancytopenia, aplastic anemia, and pure red cell aplasia. Lee GR, et al(eds):Wintrobe' s Clinical Hematology, 9th ed, pp 911-943, Lea & Febiger, Philadelphia, 1993
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