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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

文献概要

今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 血液悪性疾患治療の現状

慢性骨髄性白血病

著者: 宮村耕一1

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院血液内科

ページ範囲:P.2150 - P.2152

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ポイント

★慢性骨髄性白血病(CML)は,染色体転座により造血幹細胞に恒常的活性化が起こることが病因である.

★数年の慢性期後に急性転化を起こし,造血幹細胞移植だけが根治療法であった.

★近年,分子標的薬イマチニブの登場により,劇的な予後の改善がみられた.

参考文献

1)Druker BJ, Guilhot F, O'Brien SG:Five-year follow-up of patients receiving imatinib for chronic myeloid leukemia. N Engl J Med 335:2408-2417, 2006
2)Mahon FX, et al:Discontinuation of imatinib therapy after achieving a molecular response in chronic myeloid leukemia Patients. Blood 114:859, 2009
3)渡邊慶介,宮村耕一:慢性骨髄性白血病(急性期を含む).直江知樹(編):現場で役立つ血液腫瘍治療プロトコール集,pp 67-84, 医薬ジャーナル社,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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