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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

文献概要

今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 血液悪性疾患のフォローアップを依頼されたら

白血病と骨髄異形成症候群

著者: 坂巻壽1

所属機関: 1がん・感染症センター都立駒込病院血液内科

ページ範囲:P.2166 - P.2170

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ポイント

★急性白血病のフォローアップは投与薬剤の副作用と白血病再発・再燃のチェックが重要である.

★慢性骨髄性白血病では近年新規分子標的薬が多数登場しているが,それぞれの薬剤には特異な副作用がある.

★骨髄異形成症候群のフォローアップでは現病の増悪に注意する.輸血依存の患者では輸血の急性期の副作用のほかに鉄過剰にも注意が必要である.

参考文献

1)厚生労働省(編):血液製剤の使用にあたって,第3版,pp 1-76,じほう,2008
2)堀田知光,押味和夫(監修),大屋敷一馬,他(編):国内における鉄過剰症の診断と治療のガイドライン―Iron Overloadと鉄キレート療法,pp 186-187,メディカルレビュー社,2007
3)坂巻 壽:急性骨髄性白血病.内科 6:1248-1290, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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