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今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 血液悪性疾患のフォローアップを依頼されたら
同種造血幹細胞移植後
著者: 神田善伸1
所属機関: 1自治医科大学附属さいたま医療センター血液科
ページ範囲:P.2184 - P.2190
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★同種造血幹細胞移植後の患者のフォローアップでは専門的な知識が要求される場面があるが,重要なポイントを把握していれば,一般内科医が専門医と連携しながらフォローアップすることは可能である.
★感染症の対策のためには,患者の免疫状態を把握することが重要である.
★慢性GVHD(移植片対宿主病)の診断のためには特徴的な症状を知る必要がある.
★その他の長期合併症や再発のモニタリングについても定期的な検査が求められる.
★同種造血幹細胞移植後の患者のフォローアップでは専門的な知識が要求される場面があるが,重要なポイントを把握していれば,一般内科医が専門医と連携しながらフォローアップすることは可能である.
★感染症の対策のためには,患者の免疫状態を把握することが重要である.
★慢性GVHD(移植片対宿主病)の診断のためには特徴的な症状を知る必要がある.
★その他の長期合併症や再発のモニタリングについても定期的な検査が求められる.
参考文献
1)Tomblyn M, et al:Guidelines for preventing infectious complications among hematopoietic cell transplantation recipients;A global perspective. Biol Blood Marrow Transplant 15:1143-1238, 2009
2)Filipovich AH, et al:National Institutes of Health consensus development project on criteria for clinical trials in chronic graft-versus-host disease;I. Diagnosis and staging working group report. Biol Blood Marrow Transplant 11:945-956, 2005
3)Socie G, et al:Nonmalignant late effects after allogeneic stem cell transplantation. Blood 101:3373-3385, 2003
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