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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

文献概要

今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方 座談会

血液悪性疾患が気になるとき,気にすべきとき

著者: 緒方清行1 中村恭子1 引野幸司2 安井美沙3

所属機関: 1日本医科大学血液内科 2茅ヶ崎徳洲会総合病院呼吸器内科・腫瘍内科 3順天堂大学医学部膠原病内科

ページ範囲:P.2196 - P.2205

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白血病,悪性リンパ腫および骨髄腫の治療は著しく進歩しており,よい状態を維持したり,治癒できる例が増えています.しかしその方法は,速やかに強力な化学療法を行うものから,治療を急がない,あるいは経過観察するものまで疾患によりさまざまです.

これらの治療の多くは血液専門医が担当しますが,全身のあらゆる部位が原発になりうる「どの診療科でも遭遇する腫瘍」であることから,診断の端緒はプライマリケア医をはじめ,すべての診療科の医師に依存しています.そこで本座談会では,日常診療で血液悪性腫瘍をどのようなときに疑うか,またフォローアップをどう行うかについて,診療経験を踏まえお話しいただきました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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