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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

RECOMMENDATION

診療に生かすPDA

著者: 松山剛1

所属機関: 1千葉県立佐原病院小児科

ページ範囲:P.2215 - P.2215

文献概要

PDAとは?

 iPhoneが登場して,スマートフォンという言葉が少し耳慣れてきたこの頃.それでもPDAとなると,なじみのない方が多いのではないでしょうか.PDAは「携帯情報端末(Personal Digital Assistant)」の略で,手のひらにすっぽり収まる大きさの個人用情報管理ツールです.最近話題のスマートフォンも,PDAの一形態です.

 PDAとして最も有名なのは,米国Palm社が作ったPalmでした.ボタン1つですぐに起動し,使い勝手がよかったことから欧米の医療関係者に大変人気となり,教科書や薬剤情報,患者管理,その他有益なソフトが数多く公開されています.ePocratesという薬剤情報ソフトを使うためにPalmを購入する,という医師さえ少なくありませんでした.公的機関や大学などからもPalm用の情報が提供され,学会でもPalmのためのセッションが用意されました.日本ではかつてSONYからClieというPalmが発売され,小さなブームが起きました.Clieの販売が終了して,日本でのPalmブームは去りましたが,本家Palm社ではまだ後継機種が発売されており,依然として欧米の医療関係者には重要なツールとなっています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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