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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻13号

2010年12月発行

連載 手を見て気づく内科疾患・24

爪下線状出血斑,先端紅痛症:鑑別が重要

著者: 松村正巳1

所属機関: 1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科

ページ範囲:P.2055 - P.2055

文献概要

患 者:74歳,男性

病 歴:1カ月前から両手指先の疼痛,しびれ感,冷感が出現した.近医を受診したところ,しもやけと言われた.手を下におろすと痛みが増悪し,挙上すると痛みが軽快する.寒冷刺激で指先が白くなることはない.

身体所見:指先は軽度赤みを帯び,右母指,小指の爪下に小さな出血斑を認める(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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