文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る! アレルギー診療のガイドラインをひも解く
成人の喘息
著者: 大田健1
所属機関: 1帝京大学医学部呼吸器・アレルギー内科
ページ範囲:P.192 - P.195
文献購入ページに移動ポイント
★成人喘息は治癒しないことを前提に,喘息のコントロール良好の維持を目標としている.
★JGL2009の段階的薬物療法は,治療の強弱を基にした治療ステップによる.
★長期管理薬の中心は吸入ステロイドで,全治療ステップで使用が推奨される.
★無治療で受診している患者では重症度を判定し,該当する治療ステップを選択する.
★治療中の患者では,コントロール良好かどうかを判定して治療を調整する.
★成人喘息は治癒しないことを前提に,喘息のコントロール良好の維持を目標としている.
★JGL2009の段階的薬物療法は,治療の強弱を基にした治療ステップによる.
★長期管理薬の中心は吸入ステロイドで,全治療ステップで使用が推奨される.
★無治療で受診している患者では重症度を判定し,該当する治療ステップを選択する.
★治療中の患者では,コントロール良好かどうかを判定して治療を調整する.
参考文献
1)社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監修):喘息予防・管理ガイドライン2009,協和企画,2009
2)社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監修):喘息予防・管理ガイドライン2006,協和企画,2006
3)Humbert M, et al:Benefits of omalizumab as add-on therapy in patients with severe persisent asthma who are inadequately controlled despite best available therapy(GINA 2002 step 4 treatment):INNOVATE. Allergy 60:309-316,2005
掲載誌情報