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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻2号

2010年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る! 疾患別:アレルギー診療のポイント

接触皮膚炎

著者: 松永佳世子1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部皮膚科学講座

ページ範囲:P.272 - P.275

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ポイント

★接触皮膚炎は海綿状態を伴う湿疹反応を症状とする.

★刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎,光が関与する光毒性接触皮膚炎と光アレルギー性接触皮膚炎がある.

★診断は,詳しい問診,痒み・痛み,皮疹の性状,部位などの身体所見で原因を推定し,パッチテストで原因物質を確定する.

★治療は,原因物質を避けること,代替品を選択すること,職業性では防御方法の指導を行い,炎症にはステロイド外用,重症では内服,抗ヒスタミン薬内服,そして刺激皮膚炎の予防には保湿薬の外用を行う.

参考文献

1)日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン委員会:接触皮膚炎診療ガイドライン.日皮会誌119:1757-1793, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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