文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る! 疾患別:アレルギー診療のポイント
接触皮膚炎
著者: 松永佳世子1
所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部皮膚科学講座
ページ範囲:P.272 - P.275
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★接触皮膚炎は海綿状態を伴う湿疹反応を症状とする.
★刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎,光が関与する光毒性接触皮膚炎と光アレルギー性接触皮膚炎がある.
★診断は,詳しい問診,痒み・痛み,皮疹の性状,部位などの身体所見で原因を推定し,パッチテストで原因物質を確定する.
★治療は,原因物質を避けること,代替品を選択すること,職業性では防御方法の指導を行い,炎症にはステロイド外用,重症では内服,抗ヒスタミン薬内服,そして刺激皮膚炎の予防には保湿薬の外用を行う.
★接触皮膚炎は海綿状態を伴う湿疹反応を症状とする.
★刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎,光が関与する光毒性接触皮膚炎と光アレルギー性接触皮膚炎がある.
★診断は,詳しい問診,痒み・痛み,皮疹の性状,部位などの身体所見で原因を推定し,パッチテストで原因物質を確定する.
★治療は,原因物質を避けること,代替品を選択すること,職業性では防御方法の指導を行い,炎症にはステロイド外用,重症では内服,抗ヒスタミン薬内服,そして刺激皮膚炎の予防には保湿薬の外用を行う.
参考文献
1)日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン委員会:接触皮膚炎診療ガイドライン.日皮会誌119:1757-1793, 2009
掲載誌情報