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文献概要
今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント ウイルス肝炎の疫学
急性肝炎と劇症肝炎
著者: 富谷智明1 田上靖1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科消化器内科
ページ範囲:P.399 - P.402
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★B型急性肝炎ではgenotype Aが増加しており,慢性化との関連から注意が必要である.
★劇症肝炎の予後は肝移植施行例にて良好であるが,肝移植適応ガイドラインは今後さらなる改善が必要とされる.
★B型急性肝炎ではgenotype Aが増加しており,慢性化との関連から注意が必要である.
★劇症肝炎の予後は肝移植施行例にて良好であるが,肝移植適応ガイドラインは今後さらなる改善が必要とされる.
参考文献
1)藤原研司,持田 智,松井 淳:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2002年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝疾患に関する調査研究」班,平成15年度報告書,pp 85-106,2004
2)藤原研司,持田 智,松井 淳:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2003年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝疾患に関する調査研究」班,平成16年度報告書,pp 93-106,2005
3)坪内博仁,桶谷 真:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2004年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班,平成17年度報告書,pp 61-69,2006
4)坪内博仁,桶谷 真,井戸章雄:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2005年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班,平成18年度報告書,pp 90-100,2007
5)坪内博仁,桶谷 真,井戸章雄:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2006年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班,平成19年度報告書,pp 83-94,2008
6)坪内博仁,桶谷 真,井戸章雄:劇症肝炎および遅発性肝不全(LOHF:late onset hepatic failure)の全国集計(2007年).厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班,平成20年度報告書,pp 83-93,2009
7)鈴木一幸,滝川康裕,遠藤龍人:急性肝炎重症型の劇症化予知に関するprospective study.厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性の肝疾患に関する調査研究」班,平成13年度報告書,pp 104-109,2002
8)持田 智:劇症肝炎―わが国における問題点.肝臓50:497-506, 2009
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