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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻3号

2010年03月発行

今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント

経口感染するウイルス肝炎

A型肝炎の最近の動向

著者: 八橋弘1 矢野公士2 玉田陽子1

所属機関: 1国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター治療研究部 2国立国際医療センター国府台病院肝炎・免疫研究センター

ページ範囲:P.409 - P.412

文献概要

ポイント

★A型肝炎の発生時期に関しては,2000年以後は発生頻度の減少とともに従来ほどの季節性がなくなっており,特に2005年以後は発生数そのものが顕著に減少している.

★A型肝炎患者の年齢層は,HA抗体を自然獲得していない,戦後生まれの幅広い世代に広がっている.

参考文献

1)矢野公士(主任研究者):国立病院機構共同研究「本邦における急性肝炎の疫学調査および欧米型B型(genotypeA)肝炎とE型肝炎の発生状況に関する研究」.2009年3月
2)矢野公士,八橋 弘:A型肝炎の疫学的変遷.肝胆膵47:611-616,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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