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SCOPE
“Master of Public Health(MPH)”を臨床に活かす―問題解決能力の向上につながる知識と技術
著者: 西﨑祐史1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.518 - P.521
文献購入ページに移動 私は5年間の臨床経験を経て,2009年4月から1年間,東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻専門職学位課程(専門職大学院)のSchool of Public Health(SPH)で公衆衛生学を幅広く学んでいる.1年間で幅広い知識や技術を習得し,本年3月の大学院修了時には,学位としてMaster of Public Health(MPH:公衆衛生学修士)を取得予定である.その後4月からは現場に復帰し,今後は臨床医としてSPHで学んだ知識や技術を活かし,臨床現場の最前線で診療に従事し続けるつもりでいる.
SPHは日本で少しずつ認知されてきてはいるが,まだなじみのない言葉だと思われる.そこで本稿では,実際に私が学んだこと,また,それをどのように臨床現場に活かすのか,といった点を中心に紹介していきたい.
SPHは日本で少しずつ認知されてきてはいるが,まだなじみのない言葉だと思われる.そこで本稿では,実際に私が学んだこと,また,それをどのように臨床現場に活かすのか,といった点を中心に紹介していきたい.
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