文献詳細
文献概要
連載 外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル・6
The difficult patient②:過度な要求や暴言・暴力をどう回避するか
著者: 舘泰雄1
所属機関: 1石岡第一病院
ページ範囲:P.528 - P.531
文献購入ページに移動事例紹介●騒いだり暴れたりする患者
患者:何時間待たせるんだ!
待合から事務受付へ患者がクレームを言ってきたので,診察中の医師が待合に出て説明を試みた.
医師:緊急性がある患者さんはお申し出ください.そうでない場合,順番どおりに診察していきますので,どうぞお待ちください.
患者:いいから早くしろ!
とうとう患者は暴れだしてしまった.
患者:何時間待たせるんだ!
待合から事務受付へ患者がクレームを言ってきたので,診察中の医師が待合に出て説明を試みた.
医師:緊急性がある患者さんはお申し出ください.そうでない場合,順番どおりに診察していきますので,どうぞお待ちください.
患者:いいから早くしろ!
とうとう患者は暴れだしてしまった.
参考文献
1)松村真司・箕輪良行(編):コミュニケーションスキルトレーニング―患者満足度の向上と効果的な診療のために,医学書院,2007
2)伊藤史生:ERで出会うむずかしい患者と家族との付き合い方,ERマガジン1:119-122,2004
3)飯島克己,佐々木将人(訳):メデイカルインタビュー―三つの機能モデルによるアプローチ,第2版,メデイカルサイエンスインターナショナル,2003
4)香山リカ:悪いのは私じゃない症候群,pp 36-49,ベストセラーズ,2009
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