文献詳細
今月の主題 抗菌薬の使い方を究める
各抗菌薬の特徴と使い方
文献概要
ポイント
★マクロライドは抗菌スペクトラムの広さから多用される薬剤である.
★リボソームサブユニットに結合して蛋白合成を阻害して作用する.
★エリスロマイシンは静注薬が利用できる点で有用である.
★クラリスロマイシンはエリスロマイシンよりも経口内服時の吸収が良好かつ非結核性抗酸菌にも利用できる.
★アジスロマイシンは細胞内半減期が長く,他のマクロライドよりも薬剤相互作用が少ないことが特徴である.
★マクロライドは抗菌スペクトラムの広さから多用される薬剤である.
★リボソームサブユニットに結合して蛋白合成を阻害して作用する.
★エリスロマイシンは静注薬が利用できる点で有用である.
★クラリスロマイシンはエリスロマイシンよりも経口内服時の吸収が良好かつ非結核性抗酸菌にも利用できる.
★アジスロマイシンは細胞内半減期が長く,他のマクロライドよりも薬剤相互作用が少ないことが特徴である.
参考文献
1)Gerald L, et al:Principles and practice of infectious disease 7th ed. Elsevier Churchill Livingstone, Philadelphia, 2009
2)岩田健太郎,宮入烈:抗菌薬の考え方,使い方,中外医学社,2004
3)青木眞:レジデントのための感染症診療マニュアル 第二版,医学書院,2007
掲載誌情報