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文献概要
今月の主題 抗菌薬の使い方を究める 各抗菌薬の特徴と使い方
ケーススタディ:マクロライド系抗菌薬の使い方の実際
著者: 岩渕千太郎1
所属機関: 1総合病院国保旭中央病院感染症内科
ページ範囲:P.626 - P.628
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8歳男子.数日前からの咽頭部の違和感,1日前からの咽頭痛,発熱にて受診.咽頭発赤あり,前頸部リンパ節腫脹あり.A群溶連菌迅速検査陽性.
親の話では「ペニシリン系抗菌薬にアレルギーがある」とのこと.
Q:抗菌薬選択はどのようなものを考慮するか?
A:マクロライド,ニューキノロン,ST合剤などを考慮するが,感受性,副作用などからマクロライドを選択することが多い.
8歳男子.数日前からの咽頭部の違和感,1日前からの咽頭痛,発熱にて受診.咽頭発赤あり,前頸部リンパ節腫脹あり.A群溶連菌迅速検査陽性.
親の話では「ペニシリン系抗菌薬にアレルギーがある」とのこと.
Q:抗菌薬選択はどのようなものを考慮するか?
A:マクロライド,ニューキノロン,ST合剤などを考慮するが,感受性,副作用などからマクロライドを選択することが多い.
参考文献
1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル第二版 p 161-175,医学書院,2007
2)岩田健太郎,宮入 烈:抗菌薬の考え方,使い方,中外医学社,2004
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