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今月の主題 抗菌薬の使い方を究める 手強い菌の感染症に対する治療
緑膿菌感染に対する抗菌薬治療
著者: 荒岡秀樹1
所属機関: 1虎の門病院臨床感染症部・臨床感染症科
ページ範囲:P.679 - P.683
文献購入ページに移動★緑膿菌は,好中球減少や解剖学的異常などを有する免疫不全患者において問題となる.
★緑膿菌を意識した初期治療は,ローカルファクターを意識して「外さない」ことが大切.
★抗菌薬は腎機能に見合った十分量を投与する.途中で減量したりしない.
★「併用」が「単剤」を上回る十分なデータはない.感受性が判明したら,最適化する.
★多剤耐性緑膿菌感染症は治療が困難.BCプレートを用いて抗菌薬の併用効果を期待する.
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