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連載 The M&M reports 見逃し症例に学ぶ内科ERの鉄則・8
43歳男性 主訴 発熱・意識障害
著者: 長谷川耕平12 岩田充永3
所属機関: 1ハーバード救急部 マサチューセッツジェネラル病院 2ブリガム&ウィメンズ病院 3名古屋掖済会病院救命救急センター
ページ範囲:P.726 - P.731
文献購入ページに移動糖尿病の既往のある43歳大工の男性が,発熱・意識障害の主訴で救急外来を受診しました.
昨日までは特にいつもと変わったことはなかったようですが,今朝より39℃の発熱,話しているとつじつまが合わないということで奥さんが心配し,連れてきたようです.軽度の頭痛,吐気に加え,力仕事のしすぎで右腕が筋肉痛と訴えていますが,上気道炎症状,咳,呼吸困難,嘔吐,下痢,腹痛,排尿痛,皮疹は否定していました.
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