文献詳細
今月の主題 ワンランク上の内科エマージェンシー―もうだまされない! 非典型例から最新知識まで
診断のためのカギ
文献概要
ポイント
★腹部大動脈瘤の誤診率No.1は尿管結石である.
★診断のgold standardはNECT.しかし日本では腹部エコーの活用が有用である.
★尿検査は診断に寄与しない.感染を疑った時は必須である.
★鎮痛はできるだけ早く行う.現在はNSAIDsが第一選択薬である.
★METにおいて現時点でエビデンスがあるのはα遮断薬のみ(タムスロシン)である.
★腹部大動脈瘤の誤診率No.1は尿管結石である.
★診断のgold standardはNECT.しかし日本では腹部エコーの活用が有用である.
★尿検査は診断に寄与しない.感染を疑った時は必須である.
★鎮痛はできるだけ早く行う.現在はNSAIDsが第一選択薬である.
★METにおいて現時点でエビデンスがあるのはα遮断薬のみ(タムスロシン)である.
参考文献
1)Tiselius HG, et al:Guidelines on Urolithiasis;European Association of Urology 2009(http://www.uroweb.org/fileadmin/user_upload/Guidelines/Urolithiasis.pdf)
2)Teichman JMH, et al:Acute renal colic from ureteral calculus. N Engl J Med 350:684-693, 2004
3)Singh A, et al:A systematic review of medical therapy to facilitate passage of ureteral calculi. Ann Emerg Med 50:552-563, 2007
4)Ferre RM, et al:Tamsulosin for ureteral stones in the emergency department;A randomized, controlled trial. Ann Emerg Med 54:432-439, 2009
5)Hess B, et al:Nutritional aspects of stone disease. Endocrinol Metab Clin North Am 31:1017-1030, 2002
掲載誌情報