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今月の主題 ワンランク上の内科エマージェンシー―もうだまされない! 非典型例から最新知識まで 治療のためのカギ 【治療ストラテジー】
髄膜炎の治療ってどれくらい焦らないといけない?―できるだけ早く!
著者: 前川道隆1 山中克郎23
所属機関: 1安城更生病院腎臓内科 2藤田保健衛生大学一般内科 3藤田保健衛生大学救急総合診療部
ページ範囲:P.816 - P.819
文献購入ページに移動★髄膜炎の症状や所見は典型的でない場合が多く,髄膜炎か判断に迷う場合には髄液検査を行う.
★髄膜炎を疑ったら,できるだけ早く抗菌薬治療を開始する必要がある.
★腰椎穿刺前の頭部CTは必要な場合のみに行えばよい.
★抗菌薬投与の前にステロイド投与を行うことで生命予後の改善,神経後遺症の減少が期待できる.
参考文献
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